あなたは肉派? それとも魚派ですか?
まぁ、どちらも同じぐらい好き、という方もいますけれど、肉派と魚派って、何歳ごろに、どのような環境で確立されるのでしょうね?
同じ親から生まれたきょうだいなのに、はっきりと肉派、魚派に分かれているのを見かけると、あながち生後の食習慣だけで決まることではなさそうにも感じます。
もしかして両親からどのような遺伝子を受け継いだかによって違ってくるとか?
私は物心つくころには、すでに魚派でした。
魚介類が大好きで、肉類は赤身のみOK、皮や脂身の部分は全く受けつけません。
味そのものだけでなく、歯ざわりも臭いも苦手です。
某Kタッキーのフライドチキンも、最初に皮を取り除いてから食べます。
私の行動を目にする相手には、「一番美味しいとこなのに」と呆れられます。
そのこんがりと揚がった香辛料たっぷりの皮を、息子が実に美味しそうに頬張るのを見ると、無駄にならずに済んだとうれしく思います。
内心、(ひぇ~)と小さな悲鳴もあげていますけどね。
私は白飯と魚を、口内調味でとても美味しく食べられます。
が、肉はご飯の友にはなってくれません。
ところで、猫の場合。
猫が魚をくわえて逃げるイメージを持つ方は多いのではないかと思いますが、猫は本来、肉食動物なのだそうですよ。
私は知りませんでした。
猫にも肉派と魚派はあるようですが、どのような条件で線引きされるのでしょうね?
我が家の猫、ウリは肉派です。
乳離れしたばかりかという微妙な頃に保護したので、エサ決めのために何種類かのエサを試すことになりました。
最初はウエットフードとカリカリを同時に始めて、最終的に、肉の成分量が多いカリカリを定番にすることができました。
定番に飽きることがないように、プラス、栄養面も考慮して、小魚の入った別のエサをおやつにしています。
小魚は少しでも食べやすいようにと苦みのある頭を取り除いていますが、それでも、小魚だけがぽつねんとエサ皿に残されているのを目にすると、笑っちゃうやら、感心するやら、動物の本能とは面白いものですね。
お腹の上で鼻の穴をふくらませて爆睡するウリ。全身の力が抜けて、いかにも、猫は液体です。
≪終≫